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河川・用水路の放射能汚染状況調査結果

取り組み

  各河川の源流域-中流域-下流域における放射能汚染状況が今後の農業や市民生
 活に重要であると考え、平成24年1月より調査を開始しておりましたが、試料の
 検査結果がまとまりましたので、一部見解と予測を附記して報告します。
 *本データの試料(サンプル)は全て3月31日以前に採取しています。

 1.全体的に上流域の河岸堆積有機物と川底の堆積物の放射性セシウム濃度が高い。
 2.河岸の堆積物(落葉・腐葉土)の放射性セシウム濃度が高い。
 3.流水は乾季でもあることから淀んでおらず、放射性セシウムの濃度も低い。

 「注意すべきこと」
   上流域の汚染状況や放射生セシウムの濃度は非常に危険なレベルにあり、水田
  ・の土壌の汚染状況にも増して今後の影響が懸念される。
  5月から始まる雨季には、上流域の水底や河岸・森林に堆積した放射性セシウム
  が、雨水や溜池からの流水によって下流域の農地や住宅地に運ばれる可能性が非
  常に高ので、稲や野菜などの栽培時は雨後の淀んだ(濁った)水を避ける必要
  がある。

河川・用水路の放射能汚染状況調査結果

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末続川

河川名
末続川
水 系
 末続川
地区名
福島県いわき市久之浜町末続
地  点
ポイント
放射線量(μSv/h)
土壌・河川水放射能量(Bq/kg)
地表
1cm
地表
50cm
地表
100cm
堆 積
有機物
0~5
(cm)
5~15
(cm)
底土
流水
上流域(1)
貯水池
0.52
-
0.36
114,000
-
-
562
16.4
上流域(2)
岩ケ作
0.35
-
0.32
8,810
390
326
-
15.1
中流域(1)
南大沢
0.40
-
0.33
4,770
268
-
-
9.71
中流域(2)淵石
0.47
-
0.45
9,840
-
-
216
16.8
下流域(1)
涼松
0.14
-
0.15
-
339
345
-
13.2
 
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